コーディングが苦手なのにコーダーになった話 | 未経験アラサーママWebデザイナーになる⑥

コーダーに就職した話
わたし

札幌で子育てをしてるEmmaです。
私は職業訓練校に通ってWebデザイナーに就職しました。30代でIT未経験の主婦がWebデザイナーに就職した過程を紹介しています。

今回は「コーディングが苦手なのにコーダーになった話」 についてです。

もくじ

訓練を全て受けずに就職

訓練4ヶ月目で就職

早めに就職活動をしたこともあり、訓練4ヶ月目で就職が決まりました。
就職活動のポイントをまとめたので良ければご覧ください◎

訓練を全て受けずに就職して困ったこと

訓練を全て受けずに卒業しましたが困っていることはありません。
Illustratorを学べずに卒業しましたが、卒業後に独学で覚えました。就職先は主にコーディングとPhotoshopなのでIllustratorを使うことはありません。個人でデザインの仕事もしていますが、印刷物もPhotoshopで作成しているので困っていることは特にないです。

PhotoshopとIllustratorは独学でも身につくのでコーディングの授業が終わり次第、就活することをおすすめします◎

コーディングが苦手なのにコーダーになった

コーダーになった理由

  • コーディングできるようになりたかった
  • 求人の条件が良かった

求人の条件が良かった

求人の条件が良かったので応募しました。

  • 未経験でパート勤務可能
  • 基本、在宅勤務
  • 時給1000円

札幌のWeb業界は未経験でパートで働ける求人は少ないです。その上、未経験で在宅勤務ができるのはレアな求人でした。

私がWebデザイナーになりたいと思った1番の理由は「在宅で働く」ことでした。私は体があまり丈夫ではなく、ストレスに弱いため家でコツコツ働ける仕事に就きたいと思ったのがきっかけでした。

そして時給が1000円だったことです。北海道の最低賃金は889円です。在宅で時給の高い仕事に仕事に就きたい!と思い、大急ぎでポートフォリオを作成して応募しました。

面接でコーダーの募集だったことを知る

求人には仕事内容が詳しく書かれていなかったのですが、面接で「コーディングがメイン」と言われました。それを聞いて「コーダーかー…」と躊躇いました。

私はコーディングが苦手でした。コーディングはいつも先生やクラスメイトに教えてもらってサイトを完成させていたので、自分だけの力でサイトを完成させたことがありませんでした。

コーダーになることに不安はありましたが、コーディングが身につかないまま卒業したらコーディングと向き合わなくなるだろうなと思い、挑戦してみようと思いました。

スキル不足は熱意でカバー

未経験者OKの求人だったこともあり、面接では主に「今まで勤めた仕事」や「価値観」についての話をしました。

「生きる上で大切にしていることはありますか?」という質問に対して私は「常に夢を持っていたいです」と話しました。「今の夢はWebデザイナーになることです」と伝えると「もし、訓練校卒業後も就職できなかったらどうしますか?」と聞かれたので「その時は他の仕事に就きながら個人でWebデザインの仕事を引き受けて実績を積んでまた就活します」と言いました。

後日、採用の電話をもらいました。「熱意を感じたのが決め手だった」と言っていただきました。
スキル不足でも努力する姿勢と熱意を伝えたら未経験でも採用してもらえるんだと思いました!

未経験採用のため実力は求められない

出勤初日はすごく緊張しました。「未経験の業界」というだけでも緊張するのに「コーディングが苦手なのにコーダーになった」ので緊張というより恐怖でした。

しかし、職場はとてもアットホームで先輩デザイナーさんはとても優しく、すぐに職場を好きになりました。仕事を教えてもらうにしても「これは「ディスクリプション」というものでして…」と私が知らないかもしれないという前提で一から説明してくれたので安心して業務に取り組むことができました。

仕事に慣れるまではプレッシャーの日々

職場環境は良く、先輩は優しいですが、苦手なコーディングを仕事にしたためプレッシャーはありました。

当時の私のスキル

  • 検証ツールの見方がよくわからない
  • flexをかけれるか自信がない。かけれたら「できた~!」って安心するレベル
  • tableタグ「PCでは横並びにスマホでは縦並びにしたい」けどわからない
  • inline-blockってなんだっけ?
  • remってなんだっけ?
  • スマホでは改行したいけどPCでは改行したくない。どうやるの?

基礎が未熟なまま就職したので毎日プレッシャーを感じながら働いていました。「こんな基本的なこと聞いたら飽きられるかな」と不安になりながら質問しては優しく教えてもらう日々でした。

通勤の地下鉄の中でコーディングについて調べたり、食器を洗う時間、髪を乾かす時間もYoutubeで勉強していました。寝る直前まで勉強していたので夢の中でもコーディングしていました。

就職して1ヵ月経った頃、ようやくコーディングに慣れました。自分でもびっくりするぐらい短期間で出来ることが増えました。苦手なコーディングも仕事になると「迷惑をかけたくない」という気持ちが生まれるので必死で覚えることができました。

今は就職して半年ほど立ちましたがだいぶ余裕が生まれました。時々、難しい場面に遭遇することもありますが動じずに対応できるようになりました。

この仕事に就いて思ったのは「仕事は少し難しいぐらいが楽しい」ということです。難しすぎると嫌になりますが、少し難しいくらいだと勉強にもなりますし、乗り越えたときに自信に繋がります。仕事が楽しいと思えるようになりました。

テンプレートを使用してコードを書く

毎日コーディングしていますが、実は一からコードを書いているわけではありません。会社で用意されたテンプレートを使用しているので、必要に応じてCSSを追加して作成しています。
毎回使用するパーツ(見出しなど)はコードが決まっているのでコピペして使っています。

私がコーダーとして働けているのは「一からサイト制作していないから」です。他の制作会社でもテンプレートや使用頻度の高いコードが作成されているかもしれません。コーダーになりたいけど自信が無い人という人は面接で「テンプレートなどがあるのか」聞いてみるといいかもしれません。

まとめ

苦手なコーディングを仕事にしたことでコーディングを覚えることができました。でもそれは職場環境が良かったからだと思います。
採用が決定した時「コーダーとしてやっていけるかな」「訓練が2ヶ月残ってるのに途中退校はもったいないかな」と、嬉しさより不安の方が強かったです。

「コーダーに挑戦して無理だったら潔く辞めよう!」と思って入社しました。結果、素敵な職場に恵まれて技術も身につきました。
未経験で就職するには「技術」よりも「飛び込む勇気」が必要かもしれません。
技術に自信が無くても熱意があれば採用されることがあるのでぜひ挑戦してみて欲しいと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
最初から読みたい方はこちらからどうぞ!アラサー主婦が職業訓練と家事育児をがんばってるお話です。

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Emma
北海道で夫と息子と三人で暮らしてます。当ブログでは北海道の子育て情報を発信します🍀

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