
札幌で3歳の子どもを子育て中のEmmaです。
今日は小規模保育園のメリット、デメリットについてお話しします。
元保育士としての意見も踏まえてお話ししますので何か参考になれば嬉しいです◎
小規模保育園とは
保育園には2種類あります。従来の保育園と小規模保育園です。
従来の保育園は0歳児から5歳児までが入所できますが、小規模保育園は0歳児から2歳児までが入所できます。
- 0~2歳児(3歳になる学年)までが入所できる
- 定員は6~19人の少人数
- 園舎や園庭は普通の保育園より狭い
- 入園方法や保育利用料は普通の保育園と変わらない
元々、小規模保育園は認可外でしたが待機児童問題により市町区村による認可事業になりました。財政支援を受けれるようになったので現在は小規模保育園が増えています。
メリットが多い少人数保育
小規模保育園のメリットとデメリットをお伝えします。
- 入所しやすい
- 交通の便がいいところが多い
- 子どもの人数が少ないため保育士の対応が手厚い
・ 転園先を考えなくてはいけない(施設によっては提携先の幼稚園、保育園がある)
小規模保育園は入所しやすい
小規模保育園は入所しやすく、数が多いので自宅から近い場所を選べます。
私は初め、小規模ではなく従来の保育園を選ぼうとしていました。もう一度保活をするのが面倒だったのと子どもの過ごす環境を何度も変えたくなかったからです。
保育園は毎年秋に翌年春の保育園入所の募集をします。私は第一希望と第二希望を従来の保育園にしていたのですが、申し込みに行った際に希望者が多いことを伝えられました。
私はどうしても翌年の4月から働きたかったので定員割れしていた第三希望の小規模保育園を第一希望に変更しました。「小規模保育園を第一希望にする人は少ないから入所できる確率が高い」と職員の方から言われたからです。おかげで翌年4月から保育園に入所することができました。
保育士の対応が手厚い
小規模保育園に入所して良かったと思ったのが保育士の対応が手厚いことです。毎日書いてくれる連絡ノートには子どもの様子が事細かに書かれています。私自身、元保育士なのもあり、こんなに一人一人をしっかり見てくれるなんてすごいと思いました。
私が昔、勤めていた保育園は1歳児18人を保育士3人で見ていました(配置基準というものがあり保育士1人につき1歳児6人までというルールがあります)それがすごく大変で毎日余裕のない日々を過ごしていました。子どもたちを楽しませたいと思いつつもケガを防ぐのと排泄と食事だけで精いっぱいの日もありました。
息子が通っている保育園は人数が少ないこともあり、一人一人の気持ちを尊重してくれます。そのことが連絡ノートや送迎時の会話の時に伝わり感動します。
園舎は狭いが戸外活動が多い
施設は小さいですが、狭すぎるというわけでもなく、子どもの人数に対して必要な広さがあります。基本的に日中は近くの公園で遊んだり、散歩をしているため子どもたちは伸び伸びと過ごせています。
デメリットは転園が必要なこと
私が唯一デメリットに感じているのは転園が必要なことです。2歳児クラスの途中で従来の保育園や幼稚園に転園する子が多く、3月まで残っている子は少ないです。
ですが、施設によっては連携先の幼稚園や保育園があるので保活が不要な場合もあります。
まとめ


園によりますが小規模保育園は子どもの人数が少ないこともあり、手厚くみてもらえる印象です。園の狭さが気になるかもしれませんが、戸外活動が多いので伸び伸びと遊べていますよ。
保育士経験も踏まえて感想を述べるなら、ゆとりある人数配置で先生が子どもと関係を築けるのは理想的だと思いました。
日本は1歳児6人に対して保育士1人ですが、イギリスだと1歳児3人に対して保育士1人です。日本の保育園は先生方の負担が大きいのが現状です。小規模保育園は先生にとっても子どもたちにとっても良い環境だと思います。
小規模保育園はまだまだ馴染みのない存在かもしれませんが、一人一人を尊重してくれる素敵な園でした。もし、自宅から通いやすい場所にあるなら検討してみてはいかがでしょうか。
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