隊商(キャラバン)によるお祭りが後宮内で開催されます。猫猫も小蘭と買い物に行きますが、後日「重要なこと」に気が付きます。
それは「妊婦に害がある」商品が多く含まれていたことでした。
玉葉の父親と西方について
猫猫は他の侍女たちと共に衣替えをします。
古くなった衣服は玉葉の故郷「西方」に届けるとのこと。
玉葉の父親が後々、重要人物となるので簡単に説明しますね。
玉葉の父親
玉葉の父親は戌西州(アニメでは西方と言われてます)の首都「西都」を取り仕切っている役人であり、大商人でもあります。
玉葉の父親は商売上手で一代で富を築き、西都を治めるまでになりました。
本妻の他に10人の妾がおり、玉葉は10人目の妾の子です。
玉葉の父は自ら隣国の砂欧に買い付けに行くなど希代の商売人で、後々重要人物として登場します。
玉葉は上級妃ですが、出身は戌西州という国の外れの首都です。
異国文化が混じり、発展している都市ですが都の官僚たちからは田舎扱いされています。
他の上級妃である梨花妃は皇族の遠縁、里樹妃と楼蘭妃は「名持ちの一族」と呼ばれる名門一族の出身ですが、玉葉は地方役人の娘です。
しかも玉葉の母親は西洋出身の身分の低い踊り子。
血縁だけ見ると上級妃になるのは難しい立場ですが「容姿・教養・思慮深さ・後宮での振る舞いの上手さ」から壬氏に上級妃として推薦され、今の立場にいます。
玉葉の故郷
「西都」
翡翠宮に新しい侍女
衣替えの際に「新しい侍女が3人来る」という話題がありました。
新しい侍女たちは玉葉の古くからの知り合いで西都から来ます。
現在の翡翠宮の侍女は猫猫を入れて5人。
(ちなみに猫猫は玉葉が出産するまでの臨時侍女で本来は壬氏の下女です。出産が終わったら壬氏のもとに戻る予定です)
楼蘭妃の侍女は50人、梨花妃の侍女は30人。
玉葉の侍女が少ないのは玉葉の「警戒心が強い」ためです。
今いる侍女たちは全員、故郷の西都から入内の際に連れて来たメンバーです。玉葉が「安心できる人物」の選抜メンバー。
疑り深く、慎重な玉葉が故郷の人間ではない猫猫を侍女として翡翠宮に迎え入れたことは極めて異例なこと。
玉葉は猫猫の知識を頼りにしていますが、猫猫の性格も気に入っています。そのため壬氏と「猫猫の取り合い」をして楽しんでいます(玉葉は壬氏をからかうのが好きです)
謎の楼蘭妃
相変わらず謎の多い楼蘭妃。
なぜ侍女をこんなに増やすのか、なぜ室内がいつも暗いのか。
それは後になって判明される伏線なので彼女の動向に注目してくださいね。
室内が暗い演出はアニメオリジナル(アニメならではの演出)で、事情を知ってる筆者としては「すごい…」と唸りました…!
理由は文庫版4巻で明らかになります。
現在、amazonのKindle Unlimitedで文庫版(原作小説)が4巻まで無料で読めます。
おそらく2期は文庫3巻か4巻の途中までだと思います。
気になる方はぜひ、Kindle Unlimitedで先読みしてくださいね!
Kindle Unlimitedは30日間の無料期間があり、その後は月額980円で利用できます。
無料期間中の解約はお金がかからないので、気軽に試してみてくださいね。
梨花妃と侍女頭の杏
梨花妃が幸せそうにお腹を撫でていました。
それを気に入らない様子で見つめるのは侍女頭の杏です。
杏はアニメの第1話から登場していました。
猫猫が「おしろいは毒」という文を水晶宮の窓辺に置いた際、杏がそれを発見し、一読した後に捨てた人物です。
梨花妃から離れた後、杏は「診療所から文」を受け取ります。
実はこの文には重要なことが書かれていたのです。
以下、ネタバレです。読みたい方はタブをクリックしてください。
「診療所からの文」
後宮には「やぶ医者」がいる診療所の他にもう一つ「診療所」があります。
そこは実家に帰ることができない年配の女官たちが運営する診療所です。
(なぜ実家に帰れないのかは後にわかります)
梨花妃は妊娠していました。
それを知った年配女性の診療所が「妊婦に良くないもの」を杏に教えました。
杏は梨花妃の妊娠を快く思っていませんでした。
杏は皇后となるべく教育されてきたのに、従姉妹の梨花が上級妃になり、自分は侍女頭になったことが気に入らなかったのです。
診療所から「妊婦に良くないもの」を教えてもらった杏はキャラバンで香油などを買い、梨花妃の流産を企もうとします。
杏が診療所から文を受け取るのはアニメオリジナルです。
このシーンがあると後のストーリーがわかりやすくなるので非常に良いシーンだと思いました。
子翠と再会
猫猫は小蘭とキャラバンに行き、小蘭に髪紐をプレゼントします。
これもアニメオリジナルです。
原作者の日向夏先生が「猫猫・小蘭・子翠」の友情に焦点を当てて欲しいとお願いしたからだと思います。
筆者もこの三人の友情が大好きなので、三人の仲睦まじい姿をアニメで見れて嬉しいです。
猫猫は子翠と再会します。
人の顔と名前を覚えるのが苦手な猫猫は「猫ちゃん元気?」と言われて子翠との出会いを思い出します。
小蘭が子翠に話しかけたことで二人が顔見知りであることを猫猫は知ります。
子翠は2期から登場しましたが、実は重要なキャラクターです。
以下ネタバレです。
子翠について
子翠の正体は「楼蘭妃」です。
楼蘭は「ある目的」を果たすために上級妃として後宮入りし、「子翠」という名の下女に扮して後宮の中で情報を集めています。
「子の一族」の姫でありながら、スパイ活動をしています。
そのことは実父「子昌」も知りません。
楼蘭が奇抜な衣装や化粧をするのは「元の顔」を知られないようにするため。
そのためアニメでは室内が暗く演出されています。
侍女が多いのは自分と似た容姿の女性を集めて「楼蘭妃」の代役をさせているからです。
代役がばれないために日ごろから「派手な化粧と奇抜な服」を着て「楼蘭妃の印象」を常に変化させています。
なぜ楼蘭はスパイ活動をするのか?
意外な真相に驚くはず。
「楼蘭の話」は文庫版4巻で完結しています。
サンデー版・倉田三ノ路先生の漫画でも「楼蘭編」が完結しました。
気になる方は文庫本がサンデー版で読んでくださいね。
猫猫と子翠の共通点
子翠は「大の虫好き」です。
虫好きでは済まないぐらい、専門的な知識と熱意を持っています。
それは猫猫の薬に対する情熱と同じぐらいです。
猫猫は気が付いていませんが、周りから見ると似たもの同士の二人なのです。
香油の流行
キャラバンが終わった後、猫猫は香油が流行していることに気が付きます。
それらの香油は「妊婦に害のあるもの」でした。
香油だけでなく、茶葉や香辛料にも、妊婦に害のあるものが多く売られていました。
玉葉のもとに来た商人は妊婦になっても着れるドレスを勧めていました。
それは「玉葉が妊娠している可能性」を探っているようです。
玉葉の妊娠を知られたくない猫猫は「ウエストに帯が来る一般的なドレス」を買うよう助言しました。
後宮は皇帝の寵愛を得るために妃たちが争う場です。
時には毒を盛ったり、宮殿に火を放つなど、命がけの争いが行われています。
そのため「妊娠を知られること」「流産を促すものを他の妃が手に入れること」は妊婦の玉葉にとって身の危険を感じることです。
香油の件では壬氏が「なぜ嗅ぐ!?」と怒鳴って、玉葉が「あらら」と言い、壬氏が気まずそうな顔をしました。
猫猫と出会う前の壬氏は「優雅な物腰」で「王子様キャラ」でした。
しかし、猫猫と出会い、次第に素が出るようになります。
玉葉はそんな壬氏の様子を微笑ましく思っています。それゆえの「あらら」という一言でした。
毒殺された中級妃
猫猫から「毒物になりえるもの」が販売されていたことを知った直後に、中級妃が毒で亡くなりました。
その次のシーンでは、玉葉の侍女頭・紅娘が考え込む様子でお茶を淹れていました。
「毒殺された中級妃」と「紅娘」の間に何かあったのでしょうか。
以下ネタバレです。
紅娘の考えていたこと
ラストシーンを見ると紅娘が中級妃を毒殺したように見えますが、そんなことはしていません。
あの時、紅娘が考えていたのは「玉葉が最初に妊娠した時、毒を盛られた」ことを思い出して不安になっていたからです。
紅娘は玉葉の忠実な侍女頭で、ずーっといい人ですよ!
読者から「幸せになって欲しい!」「素敵な人と結婚して欲しい!」と言われ続けているキャラです(笑)
アニメ26話「薬屋のひとりごと」
続きは文庫・漫画だと何巻?
- 文庫本
(4巻とセットで読むのがおすすめ!)
3巻 - スクエニ版(ねこクラゲ先生) 9巻
- サンデー版(倉田三ノ路先生) 9巻
無料で読める!
Kindle Unlimited
amazonのKindle Unlimitedだと文庫版(原作小説)が4巻まで無料で読めます!
おそらく2期は文庫3巻か4巻の途中までだと思うので、かなり先読みできます。
30日間の無料期間があり、その後は月額980円で利用できます。
無料期間中の解約はお金がかからないので、気軽に試してみてくださいね!
【Amazon PrimeVideo】
30日間無料体験 全話無料!
【Amazon PrimeVideo】
- 対象のアニメやドラマが見放題!
- ダウンロードができるので、ネット環境のない場所でも視聴できます。
- 無料期間終了後は月額600円。国内で2番目に安い動画配信サイトです。
無料期間中の解約は料金がかからないのでお気軽にお試しください。
次回27話「冬人夏草」
次回は「毒で亡くなった中級妃の死因」を猫猫が調べる話です。
そして壬氏が「新しい試み」をしようと猫猫に相談を持ち掛けます。
衝撃を受ける壬氏と高順が印象的な予告!
猫猫は何をしたのでしょうか?
次回も楽しみです。
コメント