
札幌で子育てをしてるEmmaです。
私は職業訓練に通ってWebデザイナーに就職しました。現在はパートで月10万円ほど稼いでいます。
Web業界未経験のアラサー主婦がWebデザイナーになった過程についてお話ししますね。
今回は子どもを保育園に入れて職業訓練の面接を受けた話をします。面接では合否を左右する大切な質問について書くので最後まで読んでいただけると嬉しいです◎
まずは保育園を探すところから
Webデザインの職業訓練に通いたいと思ったのは10月でした。すぐに通いたいと思いましたが子どもを保育園に入れるなら新年度からにしたいと思い、私は翌年4月の入園に向けて保活を始めました。
保育園を3つ見学し、役所へ申し込みに行くと第一希望と第二希望の保育園が募集人数を大幅に超えていて入所が難しいことがわかりました。私は確実に入所したかったので定員割れしていた第三希望の小規模保育園を第一希望にして入所が決まりました。
小規模保育園は転園が必要なのがデメリットですが、従来の保育園より入所しやすく、子どもの人数が少ないため先生方の対応が手厚いです。
別の記事で小規模保育園について書いているので保活を考えてる方は良ければご覧ください^^


職業訓練校の面接を受ける
ハローワークで申し込みをする
無事に子どもが保育園に入所し、私は職業訓練の面接を申し込むためハローワークへ行きました。
職業訓練の面接は誰でも申し込める訳ではなく「就職の意思がある人」だけがハローワーク経由で訓練の面接を申し込むことができます。
Webデザイナーになりたい理由を明確に説明する
ハローワークへ行くと職員さんから志望動機を聞かれました。



なぜWebデザイナーになりたいんですか?



コロナ過により、リモートワークでも働けるスキルを身につけたいからです。



みんなそう言うのよね。そういう理由じゃ訓練の申し込みは受け付けれません。もっと明確な理由が必要です。
そう言われたので私はWebデザイナーを目指した理由を素直に話しました。



趣味でPhotoshopを使用してチラシやショップカードなどを作成していました。デザインの面白さを感じてWebデザイナーになりたいと思いました。



なるほど。では訓練の申し込みをしましょう。
Web系の職業訓練を志望する理由として「コロナでも安定して働けるWeb業界に入りたい」「リモートワークできるスキルを身につけたい」というのは理由にならないそうです。「どうしてもこの仕事に就きたい」という明確な理由や仕事への憧れ、目標を伝えないと職業訓練の面接を申し込めないことがあります。
職業訓練の面接について
Web系の訓練は倍率が高い
いよいよ訓練の面接です。私が受けたときは20名の定員に対して46名の応募がありました。
コロナが流行してからWeb系の訓練を受けたい人が増えたそうです。一番多い時は20名の定員に60人の応募があったと言われました。
面接で印象を残したい
面接は個室で行われて先生と私の1対1でした。



なぜ、Webデザイナーになりたいと思ったんですか?



Photoshopでチラシやショップカードを作成したことがあり、デザインの面白さに気が付いてWebデザイナーになりたいと思いました。



そうなんですね。
ハローワークの職員さんと打ち合わせした答えは反応が薄くて私は「どうしよう…」と焦りました。



Webデザイナーになったらどんな仕事がしたいですか?



ホームページの制作やネットショップの運営、SNSの運営代行などをしたいです。



そうですか。
この答えも反応が薄く、私は困惑しました。すると思いがけない質問をされました。



もし、Webデザイナーじゃない仕事をするとしたら何をしたいですか?



え?
頭がフリーズしました。私はこの面接を受ける半年前からWebデザイナーになることだけを目標にずっと勉強してきたのでWebデザイナー以外のやりたいことがすぐに思い浮かびませんでした。



あ、ええと…、何かしらWebに関わった仕事をしてみたいです。ネットショップの事務などでもいいので……。



そうですか。



(どうしよう、私の答え何も響いてない…。)
何を言っても先生の反応が薄くて私は戸惑いました。このままだと何も印象を残せないまま終わってしまう。自分をアピールできる質問は来ないかと思っていると先生が言いました。



今までWebデザインと関係ない仕事をしてますが、その仕事の経験で何かWebデザインに役立つものはありますか?
その瞬間、私は「これならイケる!!!」と思って意気込んで話し出しました。



ええと…!元々保育士なんですけど!保育士は1つのクラスを複数人で担当するのでチームで働くことには慣れています!!



へえ、そう!



保育士を8年したのですが、子どもの頃の夢だった書店員になりたくて30歳の時に転職しました!!



へえ!そうなんですね。



私自身、年齢や今までの経歴にとらわれず新しいことに挑戦するタイプの人間なので、もしWebデザイナーになったら起業する人や新しいことにチャレンジする人を応援できるデザイナーになりたいです!!!!!
ここでアピールしないとチャンスは無いと思った私は息切れしそうな勢いで自分の思いを伝えました。



いいですね。そうやって自分の考えを言語化できるのはWebデザインをする上で大切なことですよ。
温かい言葉を頂けて私は少しだけ安堵しました。
その後は働き方について話がありました。



Webデザイナーは未経験での就職が厳しい上にフルタイムの求人が多いです。お子さんはまだ小さいですがフルタイムで働くことはできますか?



Webデザイナーになれるならフルタイムでも挑戦したいです!!
「フルタイムでもいいから働いてみたい気持ち」と「できればパートがいい」という気持ちが混在してましたが、Webデザイナーになりたい気持ちは真剣だったのでそのように答えました。
面接が終わりました。最初は先生の反応が薄くて焦りましたが、後半は自分の気持ちを伝えることができたので「これでダメなら仕方ない」と思いました。
2週間後、合格通知が届きました。倍率の高い試験を一回で通ることができてとても嬉しかったです。
合否を決める質問
入校してから先生が教えてくれたのですが、合否を決める一番大切な質問は「今まで経験してきたことでWebデザインに役立てることは何か」だと言っていました。
これはWebデザイナーの就職活動でも重要視される質問だそうです。未経験の人をWebデザイナーとして採用する時「人柄」を重視して採用するそうです。人柄というのは性格というよりも「未経験だけどWebデザイナーになりたい」という熱意だと言っていました。そのため「自分が今まで経験してきたことでWebデザインに役立てること」を答えられる人が求められるそうです。
まとめ


今回は職業訓練に入校するまでのことを書きました。
記事の中でも書きましたが、主婦が職業訓練を受ける場合「フルタイムでも働けるか」と聞かれることがあるので答えを用意しておくといいかもしれません。



次回は「訓練費用は全額無料なのか」「授業の内容」「男女比の割合と年齢層」についてお話します◎


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