アニメ2期が決定した大人気作品「薬屋のひとりごと」原作小説15巻のあらすじと感想です。
ネタバレを大いに含む感想なのでネタバレOKの方のみお読みください!
今回も「小説家になろう」からの加筆が多く非常に面白い内容でした!
猫猫と壬氏の真剣な眼差しが印象的な表紙。
二人が大きな困難に立ち向かおうとするのがわかります。
さて、二人が乗り越える困難とは?
あらすじ
翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う中で、猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある『華佗の書』を手に入れた。
傷んだその書が復元されるのを待つうち、医官たちは抜き打ち試験を受けさせられる。
猫猫は試験に合格して養父である羅門の下で投薬実験を行うことになり、羅門から医術について学べることを喜ぶが、その実験は大掛かりであり、市井の病人たちを使うというものだった。
薬が効かぬ者は、場所を移されて外科手術が行われるという。
医官たちを集めて大掛かりな投薬実験が繰り返されるが、一体何のために? そして誰のために?
ヒーロー文庫公式サイトより
大掛かりな投薬実験は誰のため?
猫猫は上級医官たちから呼び出されて「試験」を受けさせられます。
筆記試験と実務試験に合格した猫猫は
市井の病人を対象に治験に参加します。
患者たちの症状は腹痛や嘔吐・発熱です。
猫猫たちは「何のため」「誰のため」かわからないまま治験を続けます。
やがてわかったのは、手術を受けるのは「皇帝」だったことです。
症状は盲腸炎のようでした。
皇帝は東宮時代にも「腹痛・発熱」などに悩んだのですが、その時は薬を飲むことで症状が治まりました。
しかし、約10年の月日が経ち、皇帝はまた腹痛に苦しむようになりました。
皇帝の病気ですが、盲腸炎ではなく「華陀の書」により「虫垂炎」であることが発覚します。
主上の悩み
初めて腹痛を発症した東宮時代でした。
原因は「女帝」との争いです。
女帝は80才になっても政治の舞台から降りませんでした。
この巻で初めて発覚しますが、晩年の女帝は痴呆を患っていたとのこと。
そのため「戌の一族」の族滅は女帝の痴呆が原因だったそうです。
(玉袁・陸孫が知ったら憤慨する話ですね…。
情報収集に長けている玉袁ならそのことをすでに知っていそうですが…)
女帝・先帝が亡くなり、帝位を継いだ直後は休むことができたため皇帝の腹痛は服薬で収まったそうです。
では、なぜまた腹痛が再発したのか。
現在の皇帝の悩みは「壬氏」ではないかと猫猫は推測します。
「臣籍降下」を申し出て、腹に玉葉后の焼き印を押し、西都の公害対策で一年間宮廷から離れていました。
壬氏は未だに皇帝が実の父親であることを知りませんが、皇帝にとっては「息子」なので心配がつきなかったのでしょう。
そして、壬氏は本当なら皇弟ではなく「正当な東宮」です。
玉葉を「皇后」にし、その息子を「東宮」に据え置きましたが、皇帝自身は「壬氏に帝位を継いで欲しい」と矛盾した思いを抱えていました。
主上と羅漢の関係について
この巻で発覚しましたが、羅漢は皇帝が東宮の頃から関わりがありました。
主上が女帝との諍いで大変だった時、主上を補佐していたのが羅漢だったようです。
当時の羅漢は遊説(西都)から戻ってきたばかりで、鳳仙と猫猫の件もあり、早急に権力を手に入れたいと考えていました。
その時、自分より年下の東宮が女帝との争いで疲弊してるのを見て助けに入り、東宮(主上)の懐に入ったようです。
主上の信頼を得た羅漢は、主上という強力な後ろ盾を武器に軍部で出世し、やがて大尉に上り詰めます。
ちなみに羅漢は西都滞在時に「戌の一族の事件」に遭遇しています。
「西都の騒動を鎮圧したことで羅漢の評価が上がった」と日向夏先生がXで呟いていました。
なので「戌の一族」の件で女帝と揉めていた主上にとって羅漢は「現場を知ってる人間」でもあり、羅漢自身が切れ者だったので味方に取り入れたのでしょう。
出世のために主上を利用した羅漢ですが、敬愛する羅門が主上のせいで「後宮を追放され、肉刑に処された」ことは根に持っているので、ことあるごとに主上をいびっているそうです(笑)
羅漢は主上が東宮時代に「盲腸炎(後に虫垂炎と発覚)」を患っていたことを知っているため、ある意味弱みを握っていたとも言えます。
「皇帝は大病を患ってる」
などの噂を吹聴すれば、宮廷内の派閥は混乱し、国民は動揺することでしょう。
また次期皇帝の座や皇后の席を狙って争いが過激化していたかもしれません。
「国一番の切れ者」に弱みを知られたこともあり、主上は羅漢のやることは多めに見ているようです(後宮の壁を爆破しても弁償だけで許されてます。普通なら処刑されそうですが笑)
皇太后・杏氏の異母兄
主上の母である「皇太后・安氏」の兄「豪」が登場。
皇帝と壬氏に対して無礼な態度を取り、温厚な高順を怒る場面がありました。
(挿絵の高順の迫力がすごかったですね)
安氏は権力に興味はありませんが、杏氏の実家は権力に対して強欲です。
それを知っていた女帝は安氏の実家に「名」を与えたり、特別扱いすることはありませんでした。
安氏と豪は腹違いの兄妹で、杏氏は豪のことを快く思っていません。
ちなみ豪は次期皇帝が「壬氏」であって欲しいと思っています。
そうなれば「叔父である自分はずっと大きな顔」をしていられるからです。
安氏は皇太后ですが、安氏の実家は「皇族」ではなく「外戚」という扱いです。
安氏の実家で皇族なのは「安氏だけ」です。
異母兄の豪はそれが不服でせめて「名」をもらい「名持ちの一族」になりたいと思いますが、主上は与えるつもりがありません。
次期皇帝は誰か
主上に何かあった場合「次の皇帝」は誰でしょうか。
宮廷内には「次期皇帝」として3人が挙げられています。
- 玉葉の息子
- 梨花の息子
- 壬氏
- 【玉葉の息子】が幼くして皇帝になった場合、代わりに政治をするのは玉袁になります。
その場合、政治が西側の国民に偏る場合があります。
- 【梨花妃の息子】が皇帝になった場合、どこかの地域に肩入れすることなく国中を見渡した政治をすることでしょう。
梨花は国母に相応しい人格を持っていると猫猫と壬氏は思っています。
- 【壬氏】を皇帝にしたい派閥がいます。
通常、皇帝の息子が帝位を継ぎますが、玉葉の子も梨花の子も齢5歳です。
それなら成人している皇帝の弟「壬氏」が皇帝になった方が良いという派閥があります。
14巻では「皇后派」「皇太后派」による武官たちの小競り合いがありましたが、
今回は帝位を巡り「玉葉派」「梨花派」「壬氏派」の派閥が論点となりました。
壬氏は「猫猫と結ばれたい」ため、皇帝になりたくありません。
しかし、皇帝は「壬氏を次期皇帝にしたい」のです。
帝位の行方は果たして?
翆玲に「麻酔」の相談
医官たちが集まった際に猫猫は「ある医官」から声をかけられます。
それは「翆玲」に利用された医官でした。
彼は翆玲との結婚も考えていたため、猫猫に「翆玲の行方を知らないか」と聞きます。
猫猫は「知らない」としらを切ります。
翆玲は「子の一族の生き残り」であり「数々の罪や殺人に加担」「先帝の孫」という複雑な立場のため公に出来ない存在なのです。
彼は「翆玲の件」から医官の位が降格し、仕事への情熱を失っていました。
しかし、この医官は「麻酔」の配合が上手い優秀な医官だったのです。
彼の仕事の情熱が戻れば主上の手術に役立つはずですが、立ち直ることはできるのでしょうか。
猫猫は復元された「華陀の書」から麻酔について「曼荼羅家」という言葉を見つけ、ある人物を思い出します。
「翆玲」です。
彼女は「蘇りの薬」を作るために何度も「麻酔」の実験をした人物です。
猫猫は翆玲のもとへ行き「麻酔」の相談をします。
しかし、麻酔を作る薬草は「毒」にもなるものばかり。
翆玲は知りうる限りの知識を紙に書いてくれましたが「副作用がなく、意識を失うだけの完璧な麻酔」は存在しませんでした。
猫猫は「麻酔班」に翆玲の書いた紙を渡し、自分は「投薬班」として出来る限りのことをします。
新たな上級妃
一方、壬氏は「新しい上級妃候補」に悩んでいました。
麻美が候補者として「皇太后・杏氏の姉の孫娘」を上げました。彼女はすでに中級妃として入内していて、皇帝の御手付きとなっています。
さて「安氏の姉」ですが、元々中級妃として入内しましたが、侍女の安氏が先帝の子どもを身籠ったタイミングで後宮を去っています。
「安氏の姉」が「孫娘を後宮入り」させたのは「当時の雪辱を果たすため」。
それを聞いた壬氏・馬閃・馬良は恐ろしく思いますが、派閥の力関係を考えると「皇太后派」である「杏氏の姉の孫娘」を上級妃に入れるのが良いと麻美は提言します。
もう一人の上級妃候補は玉袁の孫娘でした。
「皇太后派」「皇后派」の娘を一人ずつ上級妃に入れることでバランスを取ることにしました。
「杏氏の姉の孫娘」の流れは「子の一族」の復讐劇を彷彿とします。
どうなることやら…。
「楼蘭」がいた「淑妃」は「縁起が良くない」ため、まだ空席です。
誰が入るのでしょうか?
ちなみに「賢妃」である梨花は上級妃の中では一番下の位です。
国母として相応しい梨花ですが、皇帝と遠戚のため近親婚を避ける理由から「賢妃」になっています。
手術前の家族会議
主上が外科手術することに皇后派も皇太后派も反対していましたが、どうにか納得してくれました。
しかし、手術前日になってから主上がストップをかけたのです。
手術前に一席を設けたいと。
なんとそこに呼ばれたのは「壬氏・阿多・猫猫」だったのです。
実の親子の話し合いに猫猫も参加することに!
しかも場所は、壬氏が腹に焼き印を押した部屋でした。
猫猫は胃薬を持参して参加することに。
皇帝の遺言
主上は「手術は受けるが心の整理をしたい」ということで席を設けたのでした。
主上は「壬氏と阿多」だけで話すつもりでしたが、阿多が「猫猫が同席するなら行く」と言ったため、主上は猫猫も呼びました。
話合いは壬氏に「帝位に興味はないか」というものでした。
壬氏は「無い」と答えます。
私には複数の女を相手にできるほど器用さはないのです。
一人で十分です。
ヒーロー文庫15巻より
主上は
「妃は一人だけでいい」
「子どもが出来なければ、東宮は東宮のままでいられる(玉葉の息子が帝位を継げる)」
と言いますが、壬氏は拒みます。
理由は「(猫猫が)他の妃から恨まれるから」
後宮を管理していた壬氏は「女たちが狡猾であること、恨みつらみにより人格が変わってしまうこと」を知っています。
壬氏の話を聞いて「神美」と「静妃」を思い出しました。
子昌は「神美はああいう女性ではなかった」と子翠に言っていました。
神美は「後宮の毒」を長年浴びることによって人格が変わってしまったのでしょう。
「静妃の事件」も女たちによる狡猾で恐ろしいものでした。
壬氏の決断
主上は「(猫猫は後宮に入っても人格が)変わらないかもしれない」と言いますが、壬氏は否定します。
唯一を囲うくらいなら、
まだ解き放った方がずっといい
ヒーロー文庫15巻より
大勢の妃の恨みを買い、心に傷を負わせるぐらいなら「猫猫を手放す」と宣言します。
壬氏がこの発言をした直後の猫猫の心理描写や表情は描かれていないんです。
恐らく、思いがけない言葉に猫猫は動揺したのではないでしょうか。
猫猫は「壬氏と共に生きる」と決めたのですから。
壬氏も変わりましたね。
猫猫を妻にするために腹に焼き印を押して「猫猫が逃げられない状況」を作りました。
あの時の壬氏は「天」に近い存在でしたが、猫猫と過ごす時間が長くなり、両想いになった今は「人」になったのだと思います。
阿多の涙
阿多は壬氏の「猫猫を妃にできない」という発言を聞いて一筋の涙を流します。
阿多自身が東宮時代の「唯一の妃」で辛い思いをしてきたからです。
阿多の涙に三人は動揺しますが、三人共気づかなかったふりをして会話を続け、主上は「明日の手術は受ける」と言って解散しました。
壬氏の言葉(しかも息子)に阿多は「今まで誰にも言えなかった辛さ」を代弁されて思わず涙が出たのでしょう。
そんな息子の優しさから壬氏は「天」ではなく「人」なのだと気づきます。
「我が子だけ」の幸せを願う母親の傲慢
壬氏と猫猫が帰り、主上と阿多は様々なことを語り合います。
阿多は「壬氏は「天」ではなく「人」だ」と言います。
国の頂きに立つ人間としては優しすぎる。
良い皇帝になれるが、そういう人間は心身を消耗し、長生きできないと話します。
「月の好きなようにやらせてやってくれ」
ヒーロー文庫15巻
「お前が骨をうずめるまで愚痴でも何でも聞く」から「壬氏の「皇帝ではなく臣下でいたい」という願いを叶えてくれ」と頼みます。
阿多が自分の子ども(壬氏)を守るための願いでした。
しかしそれは、玉葉と梨花の息子に責任を押し付ける行為であり「最大の贔屓と傲慢」と言えるものです。
どうか二人の皇子が「天」となり、後宮という花園を上手く管理できることを願うばかりです。
この時の主上と阿多は夫婦というより「姉と弟」「友人」のように思えました。
夫婦ではないけど「一生涯共に生きる」と阿多は約束します。
猫猫から壬氏への歩み寄り
部屋を出た後の壬氏と猫猫の会話。
このシーンは「なろう」には無かった書き下ろしです。
壬氏が「妃にはできない」と言ったことにより、猫猫は
「その時は、私は隣にいなくてもいいのですか?」
「……そういう言い方はやめろ。命令したくなる」
ヒーロー文庫15巻より
猫猫の「その時」というのは「壬氏が皇帝になったら」という意味です。
二人は主上と阿多のやり取りを知らないので遺言状に「壬氏を皇帝に」と書かれるか危惧しています。
この時も猫猫の心理描写はありません。
挿絵の猫猫は無表情で視線を落としています。
「壬氏に自分の人生を捧げる」決意をした猫猫にとって、壬氏の言葉はこの上なく優しいけど、不服だったのかもしれません。
壬氏が思っている以上に猫猫は強い意思で「壬氏のそばにいる」と心に決めているのではないでしょうか。
トラブルメイカー・天祐
ついに手術本番!
医官たちが緊張する中、天祐だけは遠足に行くような気持ちで飄々としています。
「手術シーン」は「なろう」にはない書き下ろしです。
なんと、手術直前に虫垂炎が破裂しました。
一刻を争う手術となり、医官たちは動揺します。
しかも、手術中に執刀医の劉医官が利き手を怪我。
他の医官に代理を頼みますが、誰も引き受けたがりません。
羅門は天祐に頼みますが
「飽きちゃった。誰かやって」
とんでもない発言をします!
天祐は「玉体(皇帝の体)というから黄金の血が流れてるのかと思ったけど、普通の人間と同じ体の構造で面白くない」と言うのです。
非常に天祐らしいですね……。
もしかたら「華佗」という人もこんな人だったのでは?
「華佗の書」の内容も「倫理観なく、めちゃくちゃにやってる」と猫猫が言ってたので天祐のような性格だったのかもと思いました。
羅門が執刀
誰もやりたがらないため、羅門が執刀することに。
しかし、羅門は膝が悪いため長時間立って手術をするのは大変です。
介助に慣れてる猫猫が羅門を支えて、他の医官が補佐をします。
羅門の鮮やかな執刀に猫猫も医官たちも目を奪われます。
しかし、羅門は膝が悪いため徐々に動きが鈍くなります。
病巣は無事に切除することができました。
あとは開いた腹を閉じるだけですが、羅門は力尽きて出来ません。
「誰もやらないなら私がやる」
猫猫が決意すると天祐が現れます。
二人は言い争いますが、羅門を支えていた猫猫の腕は痺れていて外科手術は天祐の方が得意です。
猫猫は屈辱に思いながらも天祐に手術の続きを頼みます。
(絶対、ぜーったい、こいつより上手くなってやる)
ヒーロー文庫15巻より
猫猫は今まで調薬にしか興味が無く「医官付き官女」になったのも壬氏の命令からでした。
外科手術に興味がなかった猫猫が天祐に「負けたくない!」と強い気持ちを抱く姿を見て、猫猫の変化を感じました。
「薬の知識」に偏っていた猫猫が「外科」でも力を付けたいと思ったのを見て「この国で最初の女性医官」になるのではと思いました。
羅門のおかげで手術は無事に成功しました。
皇帝には羅門にはしっかり感謝して欲しいです!
肉刑に処したことも謝って欲しいですよね!
とはいえ、皇帝は羅漢から「羅門を追放した件」で散々いびられたようなので、これからも羅漢にいびられつつ、羅門に感謝して欲しいと思いました(笑)
まとめ
手術シーンは緊迫感があり、ドキドキしながら読みました。
まさかの天祐の手術放棄!
劉医官からの羅門へのバトンタッチ!
書き下ろしだった手術シーンは今までのストーリーの中でもかなりドキドキしました。
こういう読みごたえがある書き下ろしがあるから「文庫本」の発売が楽しみですよね!
さて、16巻はどんな話になるのでしょうか。
- 馬閃と里樹の結婚
- 新しい上級妃と空席の淑妃
- 猫猫と壬氏の進展
その他「理人国の皇子」「壬氏に金の真珠を送った相手」「克用の目的・正体」も気になりますね。
とりあえず今回の巻で「壬氏が皇帝になる」ことはなさそうだとわかりました。
とはいえ、玉葉と梨花の子どもたちはまだ5歳ですし「皇帝としての素養」があるかわからないので何とも言えません。
先帝のように内向的な人間だったら皇帝に不向きですが、その場合は壬氏が臣下として支えるのでしょう。
しかし、皇子たちにとっては「眉目秀麗で政治手腕のある叔父(子の一族の謀反と西都の蝗害を阻止)」が自分の臣下になるのは頼もしくもあり、プレッシャーにもなりそうですね。
「壬氏が皇帝になるべきだった」と余計なこと言う官僚(例えば豪)が現れそうです。
そう言えば、遺言状の全容が不明のまま終わりました。
「手術に失敗しても医官を処罰しない」は明らかになりましたが、帝位についてはどのように書いたのでしょうか?
「玉葉の息子が皇帝で、玉袁が代わりに政治をし、壬氏が臣下として補佐する」だったのでしょうか?
あと、猫猫と長先輩の雑談で「玉葉ほど綺麗な赤毛を見たことがない」という話がありましたが、何かの伏線でしょうか?
次巻も楽しみですね!
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