教皇が「物語」を書き直したことにより、センセ―は「異世界に来た」ところからもう一度始まります。
当初は一人で教会に転移したセンセ―ですが、今回はさっちゃんもいます。
センセ―とさっちゃんは死に場所を探して異世界を歩きます。
「異世界失格」は「やわらかスピリッツ」で連載中。
2024年7月にアニメスタート!
センセ―役は神谷浩史さんが担当されます!
試し読みはこちらから
9巻のストーリー
- 「異世界」に来たところから始まる
- センセ―の大切な女性
- さっちゃんの怒り
さっちゃんと異世界に
センセ―とさっちゃんは今までの記憶がありません。
「異世界に来た物語」は最初から書き直されたのです。
教会にいるのはアネットではなくアリアでした。
時系列は同じ
教会を出ると「タマ」が魔物に襲われています。
センセ―は「興味深い」と言い執筆しようとしますが、さっちゃんが「そんな時間はない」と止めます。
異世界の城下町を歩き、センセ―が興味深げに辺りを見渡すと、さっちゃんが「よそ見をしないで」と言います。
さっちゃんの嫉妬深さが見えてきます。
城の湖畔で心中を決意
シャルロット女王のいるロート城に辿り着き、月が綺麗な夜に湖畔で心中を決意します。
しかし、センセ―は不思議な気持ちになるのです。
以前もここに来たことがあるような気がします。
センセ―は無意識にさっちゃんを「アネット」と呼びました。
センセ―の記憶が戻る
心中決行中に美しい音楽が聞こえて、先生は湖を出ます。
そして、アネットたちと旅をした記憶を思い出すのです。
走らねば
センセ―は「この日、この時間に君はいた」
ウォーデリアと再会。
二人は妖精王に会いに行きます。
妖精の国は「禁足地」のため教皇の力は影響していませんでした。
アネットと再会
妖精の力でヴァイス大聖堂に行き、センセ―はアネットと再会。
しかし、アネットはセンセ―の記憶がありません。
「こうすれば、思い出してくれるかね?」
さっちゃんの怒り
さっちゃんは教皇にもう一度「物語を書き直す」ように言います。
書き直す箇所は「最も恐ろしい場面」でした。
まとめ
さっちゃんの人間性が見える巻でした。
「傲慢(プライド)」と名付けられるのも納得。
そして、センセ―の記憶を呼び起こしたのが「アネット」の存在。
センセ―にとってアネットの存在がこんなにも大きくなっていたのですね。
センセ―とアネットの「あのシーン」にときめきました。
「良かったね、アネット」と思ったのも束の間、嫉妬に狂ったさっちゃんが最悪の事態を引き起こします。
妖精王も言っていましたが「悪い男」です、センセ―。
でも、さっちゃんと「別れて」からアネットに「あのように振る舞い」をするので、誠実とも言えます。
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