【薬屋のひとりごと】阿多妃の秘密。壬氏と似てる理由・生い立ちを解説【相関図付き】

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今回は「阿多と壬氏が似ている」理由について相関図付きでわかりやすく解説します。

阿多の生い立ちと主上との出会いについてもご紹介!

壬氏の正体について書いてるのでネタバレありの記事となっています。

この記事でわかること

「阿多と壬氏が似ている理由」

「阿多妃の生い立ち」

「阿多と主上の関係」

もくじ

阿多と壬氏が似てる理由

二人は親子である

壬氏は「後宮の管理人」をしていますが、本当は「皇族」です。

壬氏と阿多が似てる理由は

阿多の息子だからです

理由があり、
出産日が同じだった皇太后の息子と「子どもを交換」したのです。

壬氏は本来であれば皇位第一継承者(次期皇帝)です

しかし
壬氏は自分が阿多の子であることを知りません。

皇太后と出産日が重なる

阿多の出産は非常に難産でした。

皇太后と出産日が重なったこともあり阿多の出産は後回しになりました。

阿多は出産できましたが子宮を失い子どもを産めない体に。

当時、皇太后と阿多の出産に携わったのは羅門です。

阿多は子宮を失いましたが羅門だからこそ、阿多と壬氏の命を守って出産できたのではないでしょうか。

子どもを交換した理由

阿多は産後の肥立ちが悪く、心が弱っていました。

皇太后は理由があり自分の子供を愛せませんでした。(詳しくは文庫3巻)

ある日、二人は
「子どもを交換したい」
ことに気づきます。

具体的な言葉は交わさず、二人はさりげなく子どもを取り替えました。

絶望の中で、

阿多は吾子のことだけを

考えるようになった。

どうやったら

あの小さな弱い生き物が

生きていけるかを考えた。

ヒーロー文庫5巻

阿多は自身の出産で身を持って経験しました。

何かあった場合
「自分の子より皇太后の子が優先される」

我が子には安全な場所で暮らして欲しい。
そう思って交換にいたりました。

私も子を持つ身なので産後の心の弱さや不安が痛いほど理解できます。

産後は出産の痛みと恐怖を思い出して夜中に目が覚めたり、子供が誘拐される夢を見て怖くなったことがありました。

赤ちゃんは大人が守らないと生きていけない弱い生き物です。

当時の阿多は心が病んでいたこともありますが、我が子を守るための方法が「皇太后と子どもを交換」することだったのでしょう。

「母親」だと名乗れなくてもいいから
「子どもを安全な場所に置きたい」
その気持ちで心がいっぱいだったのだと思います。

ましてや阿多の子は東宮で将来は皇帝になるであろう存在。

これから何度も命を狙われます。

それなら皇位継承順の下がる皇太后の第二子「皇弟」の方が命を狙われる機会が少ないと考えたのかもしれません。

主上が子どもの取り違いに気づく

主上が子どもの取り違いに気が付いたのは子どもが亡くなった時でした。

阿多と皇太后の様子がおかしかったため、主上は子供の取違いに気が付きます。

まだ若かった主上は苛立ちを抑えられず
「子どもの取り違いに気が付かなかった」
羅門を後宮から追放し、肉刑に処します。

羅門が非常に不憫ですよね。

女帝に目を付けられて、宦官にさせられて後宮医官になり、普通の医官ではできないような難しい出産を三度もこなしたのに
(皇太后の帝王切開を2回)
(阿多の子宮摘出)
罪人扱いされて後宮から追放されます。

不幸ではありますがその後、猫猫の養父になり、家族を持てたことは羅門の人生にとって最大の幸せだったのかもしれません。

家系図

こちらが「壬氏の知る家系図」です。

壬氏は「皇弟」の位置にいますが、本来は東宮で皇位第一継承者です。

相関図

こちらが「壬氏の知らない相関図」です。

両親だと思っていた二人は「祖父母」で「兄と兄の妃」が「実の両親」でした。

なんと!
文庫本14巻で判明しますが

阿多の母は水連でした。

水連はアニメ5話で壬氏の体を拭いていた年老いた侍女です。

元々は皇太后・安氏の侍女であり、主上の乳母でもありました。

その後は壬氏の侍女となり壬氏に仕えています。

長年、読者の間で
「水連は阿多の母では?」
と言われていましたが

連載12年目でようやく阿多の母親だと判明しました!

猫猫は「水連は壬氏に甘い」と言いますが「孫」だからという理由もあるんですね。

阿多の生い立ち

水連と皇太后の出会い

先ほども述べたように阿多の母は水連です。

水連は阿多を身籠っている間に夫を亡くし、実家に戻るのですが両親から「後宮で働け」と言われ出仕します。

後宮で働いていると幼くして先帝の子を妊娠している「安氏」を発見します。

水連は安氏の侍女となり、いくつもの修羅場をくぐり抜けて安氏を守りました。

安氏は主上を出産し「皇后」になります。

そのため水連は宮廷で「伝説の侍女」と呼ばれています。

阿多と主上は乳兄弟

水連は安氏の侍女であり、安氏の子ども(主上)の乳母でもありました。

阿多を宮廷に連れてきた経緯は原作では深く描かれていませんが年の近い阿多と主上は乳兄弟として一緒に育ちます。

年齢は阿多の方が一つ上です。

阿多と主上

阿多が指南役に選ばれる

阿多は主上のことを弟のように思っていました。

二人で兄貴分の高順をからかうなど姉弟のように過ごしていました。

しかし、主上は阿多に恋をしていました。

主上が「夜伽の指南役」を決めなければいけない時に阿多が現れ、思わず言ってしまいます。

「……決めた 今晩の相手だ」

それには阿多も水連も驚き。
誰もが予想していない出来事でした。

阿多は主上のことを弟のように思っていましたが嫌々、指南役を引き受けました。

乳兄弟で仲が良いとはいえ立場上、命令されたら断れない関係だからです。

阿多は乳兄弟であり家臣なのです。

主上は阿多の自由を奪った

「指南役」になった阿多。

しかし当時の主上は知りませんでした。

皇帝や東宮のお手付きになった娘は後宮で暮らし続けなければなりません。

主上は阿多の自由を奪ってしまったのです。

阿多は「世界を旅したい」という夢を持っていました。

しかし、主上と関係を持ったことで阿多は籠の中の鳥となります。

実家が良家であれば下賜されることもありますが、水連の家は平民のようなので難しかったのでしょう。

主上としても

「阿多の自由を奪った責任を取りたい」
「初恋の人を手放しくない」

という理由で妃に選んだのでしょう。

上級妃に選んだ理由は「阿多が壬氏に会える」配慮もあったのではと阿多は推測しています。

東宮時代の妃は阿多のみ

主上は
「お前以外を娶る気はない」
東宮時代の10年間、妃は阿多だけでした。

先帝が崩御して主上は皇帝になります。

主上は子を産めない阿多を「上級妃」にしました。

阿多は上級妃になるとは思ってもおらず驚きました。

主上の想いとは裏腹に阿多は「妃の座」を誰かに渡したかったのです。

主上と友人に戻りたいと思っていました。

国母にしてくれ

十四歳の阿多は指南役を指名されたとき

「私を国母にしてくれ」

と無理難題を言いました。

そう言えば主上が諦めると思ったのですが二つ返事で主上は了承したのです。

阿多は

「友人のままでいさせてくれ」

と、駄目もとで言えば良かったと後悔しました。

国母とは「皇帝を産んだ母」です。

壬氏が皇帝になれば阿多は国母になります

主上は壬氏を後継者にしたい様子です。
もしかして阿多との約束を守る気でいるのでしょうか。

上級妃を降りた阿多の生活

上級妃を降りた場合、位を下げて後宮に留まるか、実家に戻されるのが普通です。

しかし、主上は後宮の外の「南の離宮」に阿多を住まわせます。

「阿多は最初に東宮を産んだ妃」

と周囲に説明していますが特例です。

阿多は後宮を出て「妃」を降りましたが、上級妃とは違った権威性を持つことになりました。

「阿多を愛している」
「自由を奪った罪悪感」


主上は少しでも羽を伸ばした生活をして欲しいと願い、後宮から出したのかもしれません。

ちなみに主上は度々、離宮に現れては阿多に愚痴を言って帰るそうです(笑)

主上にとって「妻」と言える存在は阿多だけかもしれませんね。

玉葉と梨花も寵愛を受けていますが「妻というより恋人」で「ビジネスパートナー」に近いかもしれません。

阿多は街に出たり、西都に行くなど自由に行動しています。

「世界を見たい」と思っていた阿多にとって西都の旅は楽しかったのではないでしょうか。

ちなみに表の世界で生活できない「訳あり人物たち」を主上と壬氏から頼まれて阿多の離宮に住まわせるなど住居人が増えていきます。

阿多は賑やかになるのは構わないのですが

「妃を降りてもお前にはまだまだ仕事があるぞ」

と言われているような気持ちになり、苦笑します。

まとめ

  • 壬氏は阿多と主上の子ども
  • 阿多の母は水連
  • 阿多と主上は乳兄弟で幼馴染だった
  • 指南役になったため阿多の自由が奪われた
  • 妃を降りたあとは自由に暮らしている様子

主上は「お前以外を娶る気はない」という約束を守れませんでしたが「国母にする」という約束は守ろうとしてるようです。

壬氏の立場がどうなるのか注目ですね。

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てんちょう
森の奥でひっそりと本屋を開いています。
好きな食べ物はシナモンロール。

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