「死にたがりの文豪」
異世界に転移！？
2024年にアニメ化が決定した
「異世界失格」
X（Twitter）で第1話を公開すると瞬時に3万リツーイトされた話題作！
愛人と心中に失敗して異世界に転移した文豪・センセ―の冒険譚をご紹介します！
- あらすじ
- キャラクター
- 見どころ４選
- アニメ放送はいつから？
- アニメ制作会社
- Xで無料で読める！
無料公開中の3話分を紹介
「異世界失格」とは
「異世界失格」は「やわらかスピリッツ」で連載中の漫画。
原作：野田宏さん
作画：若松卓宏さんです。
アニメはセンセ―役を神谷浩史さんが担当されます！
あらすじ
昭和23年6月13日。
とある文豪が愛人と激流に身を投げる心中を図ろうとした。
二人は互いの手首に「赤い紐」をくくり付けて「心中」と言う名の「永遠」を語り合うが
突然、トラックが現れて二人は轢かれてしまう。
目が覚めると文豪は異世界に転移していた。
＜第１話＞
試し読みはこちらから！
心中に失敗して異世界に飛ばされた「センセ―」が仲間たちと旅をするファンタジー漫画。
作家であるセンセ―は旅先で出会う人々の人生に興味を持ち、執筆します。
「傑作」は生まれるのか？
愛人「さっちゃん」と再会できるのか？
本作は「笑って、泣けて、名言が多い」
最高のエンタメ漫画です！
作品情報
作品名：異世界失格
読み方：イセカイシッカク
作者
＜原作＞野田宏
＜作画＞若松卓宏
掲載：やわらかスピリッツ
出版社：小学館
用語説明
キャラクターを紹介する前に
「用語」と「世界観」について簡単に説明します。
用語
- 異世界当選トラック
「異世界行きトラック」に轢かれた人間だけが異世界で人生をやり直すことができる「異世界転移サービス」
トラックに当たるのは「元の世界で不幸だった人間」が抽選で選ばれる。
- 神授の力（ギフテッド）
異世界に転移した人間は「超人的な力」を与えられる。
- 転移者
異世界に転移した人間。
魔王を倒す「勇者」として異世界に呼ばれたが「神授の力」を悪用し、横暴な振る舞いをする者がいる。
そのため転移者を快く思わない異世界人が多い。
世界観
異世界「ザウバーベルグ」
この世界は4つの地方に分かれており、4つの聖堂がある。
転移者はいずれかの聖堂に到着して魔王城を目指す旅に出る。
人間の他、エルフ、ゴブリン、亜人、ドアーフなど様々な人種がいる。
キャラクター紹介
重要なネタバレを避けて人物紹介します！
どのキャラも魅力に溢れていて格好いいですよ！！
センセ―と仲間たち
＜センセ―＞cv：神谷浩史
愛人と心中しようとしたが、異世界に転移してしまった文豪。
死にたがりで普段は無気力だが、死にそうな場面に遭遇すると途端にワクワクする変わり者。
愛用の睡眠薬をラムネのように食べているため、ステータスは常に「猛毒」状態。
転移当初「神授の力」が無いと思われていたが、後に能力が開花し、出会う人々の人生に影響をもたらす。
「ペンより重い物は持たない主義」で歩くことすら億劫。
移動の際は棺桶に入り、アネットたちが順番に棺桶を引いている。
明言されていないがモデルは「太宰治」だと思われる。
＜アネット＞cv：大久保瑠美
「エアステン聖堂」の神官。
仕事にやりがいを見いだせず、悩んでいた時にセンセ―に出会い、好きになる。
センセ―の「さっちゃん探しの旅」を手伝うために神官を辞めて旅に同行する。
真面目で純粋で意思の強い女性。
センセ―が好きすぎて、見境なくお金を渡してしまう。
＜タマ＞cv：鈴代紗弓
魔物に襲われた時、センセ―に助けてもらった猫耳娘。
武闘家で勝気な性格だが、責任感が強く仲間想い。
「タマ」は先生が付けた愛称で本当の名前は別にある。
＜ニア＞cv：小市眞琴
剣士になることを夢見ている少年。
孤児院で育ち、父親の形見である剣を大切にしている。
初めは戦うことを恐れていたが、彼の優しさと勇気が才能を開花させる。
世界教団
この世界にある4つの聖堂を司る者たち。
＜イーシャ＞
アネットの親友でドンナスターク地方・ツヴァイテン聖堂の神官。
純粋すぎるアネットを心配している。
真面目で冷静な判断ができる常識人。
ツッコミ役になることが多い。
＜ヴォルフ＞
ザムスターク地方・ドリッテン聖堂の神官。
酒に入り浸っているイケメンエルフ。
戦闘能力が高く「颶風の大魔導士」と呼ばれている。
この世界で最強の魔法使いの一人。
＜エルトン＞
エルフ族以外で初めて司祭に選出され、大司教になったゴブリン。
種族関係なく平和に暮らしたいと願っている。
ミットヴォッホ地方の司教。
＜アリア＞
アネットの後任でエアステン聖堂の神官をしている。
ドジな面もあるが素直で可愛らしい少女。
＜ミラー枢機卿＞
教皇の補佐をしてる年老いたエルフ。
＜教皇＞
世界教団のトップであり、
転移者を「この世界を救済」するために呼び出した人物。
七堕天使
魔王を倒した七人の転移者たち。
魔王討伐後「この世界を自分たちの理想郷にする」と宣言した。
＜怠惰＞
七堕天使をまとめているタキシード姿の男性。
戦いには加わらず、城に閉じこもって世界を眺めている。
＜傲慢・さっちゃん＞
センセ―の愛人・さっちゃん。
物静かで上品な女性に見えるが、プライドが高く嫉妬深い。
センセ―が自分以外の人・物を見るのが嫌。
自分だけを見て欲しいと思っている。
＜暴食・カイバラ＞
タマの故郷・グリューン国を制圧しにきた転移者。
女・子どもを食べたい「暴食」の堕天使。
＜憂鬱・センゴク＞
黒い鎧を身に纏った男性。
魔法が通用しない。
＜強欲・百合子＞
セーラー服を着た少女。
ヴォルフのいる教会に転移し、世話になっていたが、ある事件をきっかけにヴォルフのもとを去る。
＜虚飾・カオル＞
転移当初「神授の力」がない少年だった。
エルトンと出会い、考え方が変わり「神授の力」無しで強くなる。
「神授の力」が目覚めないまま「魔王討伐」に向かわされ、命を落としたかと思われたが
他の転移者と魔王を倒し「七堕天使」となっていた。
＜色欲・イライザ＞
類まれなる美貌を持つ少女。
その美しさから元の世界で不幸になり、堕天使になる。
竜族
＜ウォーデリア＞
魔王の娘で、竜族の唯一の生き残り。
七堕天使に家族を皆殺しにされたため、転移者を憎んでいる。
共に生き残ったドラゴン・リュカと旅をしている。
見どころ
①異世界で見つけた
センセ―の「生きる意味」
心中に失敗したセンセ―はこの世界で「生きる意味」を見つけます。
「さっちゃんに再会してもう一度二人で心中する」
という「生きる意味」を…！
センセ―は「魔王を倒す旅」ではなく「さっちゃんを探す旅」に出ます。
②センセ―の神授の力
「執筆」
「神授の力」がないと言われていたセンセ―ですが、戦いの中で能力が開花します。
それは「執筆（ストーリーテラー）」
センセ―が興味を持った人物のみに発動するスキルです。
どんな能力かは、アニメ・漫画でお確かめください…！
③仲間たちの成長
センセ―と旅をする「神官・アネット」「武闘家・タマ」「剣士・ニア」の成長も注目です！
巻を増すごとにキャラクターたちの魅力が増します。
誰が主人公になっても違和感がないほど
一人一人のキャラが立っています。
④魔王が倒された世界
魔王を倒した七人の転移者たち。
彼らは「この世界を自分たちの理想郷にする」と宣言し、世界教団と対立します。
また、魔王が倒された世界では転移者たちが「神授の力」を私利私欲に使い、街の人々を困らせていました。
センセ―たちは「さっちゃん」を探す旅をしながら、七堕天使と戦ったり、旅先で出会った人々の悩みを解決します。
ギャグシーンが面白い！
本作はギャグシーンが面白いです！
「死にたがりのセンセ―」とそれを引き留める仲間たち！
隙あらば「首吊り縄」を「ハンモック」と言って木にぶら下がるセンセ―から目が離せません！
「死」を感じる時が
最高の幸せ！
センセ―は「死」を感じる場面に遭遇するとワクワク！
初対面のタマに
「諦めんなって冒険者！！」
と突っ込まれます！
喜んで心臓を捧げよう！
敵に弓矢を向けられると
「さぁ、しっかりとここを
狙いたまえ」
心臓をキュートにアピール！
思わぬ反応に敵は恐ろしさを感じて逃亡！
ポーズと表情が一致してませんよ！センセ―！
毒物はウエルカム！
ためいなく毒物を口にするセンセ―。
「どういう神経してんのお前！！」
ステータスが「猛毒」のセンセ―に「毒」は効きません！
センセ―の名言
コミカルにストーリーが展開されますが、本作は面白いだけではありません。
文豪であるセンセ―の言葉は
さりげない一言も胸に残ります。
センセ―の名言を一部、ご紹介！
悩む王女に対して
どう生きてゆくべきかの
選択を、他人に
委ねたことはない。
異世界失格1巻
センセ―は人生に悩み、何度も自殺・心中を繰り返してきましたが
「自分の人生の選択」を他人に委ねたことはないと言い切ります。
「死にたがり」のセンセ―ですが
「自分の人生は自分で決めてきた」
と明言。
悩んでいた女王は「自分で答え」を出すことを決めます。
自分の価値観を持つこと
正義と悪の彼岸など、
実に曖昧なものだ。
だが多くのものは
それをわかりやすく分けたがり
自らこそ正義だと信じて疑わない。
異世界失格4巻
「大勢が信じる正義」に自分を委ねず「自分の揺るがない価値観」を持つことの大切さをセンセ―は説きます。
説教する人へ
僕は今まで説教されて
改心したことが
まだ一度も無い。
お説教をしている人を
偉いなぁと
思ったことも
まだ一度もない。
異世界失格4巻
ひねくれ者らしいセンセ―の言葉です（笑）
「他人の言葉を真に受け止めすぎてしまう人」は、このぐらいのメンタルがいいですね。
本作は心に残る言葉が多いです。
センセ―は暴力で戦わず、言葉で相手と向き合います。
文豪ならではのセンセ―の
「着眼点と言葉」をお楽しみください！
アニメスタートはいつから？
2024年7月
アニメ化スタート！
キャスト
センセ―：神谷浩史
アネット：大久保瑠美
タマ：鈴代紗弓
ニア：小市眞琴
スタッフ
原作：野田 宏 ／ 作画：若松卓宏
監督：河合滋樹
キャラクターデザイン：稲吉智重／稲吉朝子
シリーズ構成・脚本：中西やすひろ
アニメーション制作：Atelier Pontdarc
アニメ公式サイト
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ニアとの出会い
正義と悪とは
まとめ
「死にたがりの文豪が異世界に転移！」
主人公が「死にたがり」なのが面白いですね！
どんな状況も動じず、物事を俯瞰的に見るセンセ―。
バトルシーンが多いにもかかわらず、センセ―は戦いません。
自分が見た現状をただ「言葉」にするだけです。
センセ―の言葉で敵は戦意喪失し、考えを改めたり、自分を受け入れるようになります。
文豪ならではのセンセ―が紡ぎだす
「言葉」の数々をぜひお楽しみください！
センセ―は「さっちゃんと再会」できるのか。
「傑作を生みだす」ことができるのか。
見どころだらけの「異世界失格」！
「やわらかスピリッツ」で連載中。
2024年3月現在、
10巻まで発売されています。
アニメは7月スタート！
楽しみに待ちましょう！
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